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『ウルフガイ 狼の紋章』

 平井和正『狼の紋章』ハヤカワSF文庫(71)に出会ったときの衝撃は忘れられません。奥付を見ますと、昭和46年11月30日発行。発売間もなく読んだと記憶していますから、中学2年の2学期だったと思われます。
 SFの魅力に目覚めて1年半。次から次へとSFを読みまくっていたあのころ。
 うわあ、なんだこの面白さは! こんなSFもあったのか!
 いやあ、読みましたねえ、平井和正。目につく限り、片端から。
 一時期、私が最も熱狂的に読み耽った作家と言えるでしょう。
 いつしか熱は冷めましたが、つい先日、ふとしたきっかけで、泉谷あゆみ『ウルフガイ 狼の紋章 中学崩壊編』AKITA TOP COMICS WIDE(14)を読んでみましたら、これが面白いのなんの。『狼の紋章』のマンガ化、全4巻の1冊目です。現代風にアレンジしながら、しかし原作のテイストはしっかりと生きています。坂口尚の『ウルフガイ』も傑作でしたが、それにも負けないくらい面白い。
 続いて第2巻『ウルフガイ 狼の紋章 新月惨劇編』(15)を読み、これまた面白い。
 本日、第3巻『ウルフガイ 狼の紋章 拉致絶望編』(15)、最終巻『ウルフガイ 狼の紋章 永遠不滅編』(15)を読みました。後半、まさに一気ですね。畳みかけるように物語が展開します。面白かった~
 続編がありそうな終わり方をしていますが、どうやら今のところ続きは描かれていない様子。
 お願いします、続編!
狼の紋章.jpg ウルフガイ.jpg
 これを読んでいて、今夜はちょっぴり夜ふかししてしまいました。
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