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本ドミノ

「中日新聞」朝刊です。(画像クリックで拡大表示)
新聞記事.jpg
>この企画が発表されてから、主にインターネットで「本に対する侮辱」などと批判もありましたが、実行委の代表は「さまざまな思いが詰まった本がドミノで1本につながった。やって良かった」と話します。
 ふ~~ん。私は、本に対する侮辱とは思いませんが、そんなふうに本を扱われるのは嫌だなあと思います。それも図書館で行なうなんて……。
 1本につなげるのが目的なら倒す必要はありません。それぞれが接触するように配置すればいいだけの話。本棚にぎっしりと並べれば、1本につながるどころか、一体化します。
 とにかく、本を乱暴に扱われるのは嫌!
 朝から悲しい気持ちになりました。

 そういえば阪神大震災のとき、書棚の本が大量に落下している惨状を見て、泣きそうになったなあ。
コメント(9) 

コメント 9

雫石鉄也

私もこのニュースはあまり良い感じはしなかったです。
阪神大震災のときは、私の本もぐちゃぐちゃになりました。
私のところは神戸市東灘区です。震度7ありました。
揺れがおさまって、本を置いてある部屋に行くと、机のこっち側にあった本棚が、内容物をぶちまけつつ、机のあっち側に飛んでいました。部屋の床一面に本。ぼうぜんとしました。
by 雫石鉄也 (2015-07-19 15:43) 

高井 信

 本は大切にしてほしいですよね。
 私は三宮。雫石さんのところと同じような揺れだったと思います。いやあ、すごかったですよね。
 忘れられない光景です。
by 高井 信 (2015-07-19 18:46) 

森田 裕

これ、愛書狂は生理的に受け付けないんじゃないでしょうか。どっちが正常かわかりませんけど(笑)
でも、図書館の人はどう思ったんでしょうかね。
by 森田 裕 (2015-07-19 20:54) 

高井 信

 確かに、どちらが正常かわからない。生理的というのは的確ですね。
>でも、図書館の人はどう思ったんでしょうかね。
 まあ、図書館の職員といっても、本が好きとは限りませんから。

by 高井 信 (2015-07-19 21:26) 

清水孝俊

う~ん、正直嫌悪感を覚えるニュースですね。
本を、『ただの物体』として扱って……。

「会社経営者らで作る実行委員会」ですか。
書籍の「ドミノ性」を活かすのではなく、
もうすこし文化的に話題作りをしてほしいと思います。
by 清水孝俊 (2015-07-21 21:20) 

高井 信

>本を、『ただの物体』として扱って……。
 一般的にそうなのは仕方がないかもしれませんけれど、この企画に図書館が関係しているというのが、どうにも……。

 そもそも、ドミノにしたって、倒されるために作られたものではありません。(ゲームとしての)ドミノを愛好している人たちのなかには、ドミノ倒しを見て眉をひそめている方もおられるでしょうね。
 実は私、大学生になるまでドミノで遊んだことがありませんでした。豊田有恒さんのお宅で初めてプレイ。
 へえ、こんなゲームなんだ、と感心したことを覚えています。(いくつもあるルールのうち、ひとつで遊んだに過ぎませんが)
by 高井 信 (2015-07-22 07:05) 

雫石鉄也

もちろん本は読むためのもので、倒すためのものではありません。
高井さんがおっしゃるように、ドミノ倒しといいますが、ドミノはゲームをするためのもので倒すためではありませんね。
「将棋倒し」も同じですね。
いけないことをした人に「お灸をすえる」といいますが、お灸は懲罰ではなく、治療なんですね。
こういう違和感のある言葉はまだ他にもあるでしょう。
by 雫石鉄也 (2015-07-22 09:04) 

清水孝俊

>(ゲームとしての)ドミノを愛好している人たちのなかには、ドミノ倒しを見て眉をひそめている方もおられるでしょうね。
なるほど、そういうこともあるかもしれませんね。
よく知らない人からすると、愛好家の思い入れがつかめないという。

それだけに、図書館の人が参画しているというのは、
確かに残念な気持ちですね。
by 清水孝俊 (2015-07-22 13:11) 

高井 信

 雫石さん。
>いけないことをした人に「お灸をすえる」といいますが、お灸は懲罰ではなく、治療なんですね。
>こういう違和感のある言葉はまだ他にもあるでしょう。
 論点がずれているような……。

 清水さん。
>それだけに、図書館の人が参画しているというのは、
>確かに残念な気持ちですね。
 ほんと、それが悲しい。
by 高井 信 (2015-07-22 18:50) 

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