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『キラキラネームの大研究』ほか

 新刊書店へ行ってきました。
◎本谷有希子『嵐のピクニック』講談社文庫(15)
 200ページ足らずに13編。各編は短いです。帯に「奇妙な味」だの「奇想天外」だのと書かれていては買わないわけにはいきません。
◎伊東ひとみ『キラキラネームの大研究』新潮選書(15)
 タイトルを見た瞬間、面白そう~と日本語フェチは手に取りました。カバー袖(→右下の画像)を読んで、即座に買うこと決定。
 帯に挙げられているのは「苺苺苺(まりなる)」「紗冬(しゅがあ)」「愛夜姫(あげは)」「手真似(さいん)」です。前の二つは「勝手にしろよ」ですが――
カバー袖.jpg「愛夜姫(あげは)」――「夜」にサンズイつけたら大変なことになるなあ。
「手真似(さいん)」――「手」は「しゅ」とも読むこと、知ってるのかなあ。
 まあ、シモネタ・オヤジの懸念はともかく(笑)。
「光宙(ぴかちゅう)」はなかなかのセンスですね。受け入れるかどうかは別として。
嵐のピクニック.jpg キラキラネームの大研究.jpg
 あ、そうそう。昨日の記事で――
> 書影を並べようとボルヘス『幻獣辞典』晶文社(74/初版)を取り出し、ぱらぱらと眺めていましたら、あら、「ちんばのウーフニック」なんてのが……(129ページ)。この本は最近、河出文庫で再刊されたようです。新刊書店に行く機会があれば、どうなっているのか確認したいと思います。
 と書きました。書店で確認したところ、「足萎えの~」となっていて、はて? 「びっこ」と「足萎え」が同義とはとうてい考えられません。言葉狩りの弊害ですね。嫌悪!

 ブックオフを覗きつつ帰宅。
◎上野顕太郎『星降る夜は千の眼を持つ』BEAM COMIX(07)
 友人とブックオフで遊んでいて、「このシリーズ、短いですよ」と教えてもらったのは数ヶ月前でしたか。この本で4冊目ゲット。これで揃ったのかな。あまりの厚さにめげ、まだ1冊しか読んでおりません。
◎「手塚治虫記念館」手塚治虫記念館(99/第4刷)*初刷は1994年?
 手塚治虫記念館のパンフレットのようです。オールカラーで48ページ。書影や原画を多数掲載。手塚治虫記念館には何度も足を運んでいますが、こんなのを売っているとは知りませんでした。いつも友人と会うため話を優先し、物販スペースのチェックがおろそかになっているんでしょうね。
星降る夜は千の眼を持つ.jpg 背.jpg 手塚治虫記念館.jpg
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