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ハガSFシリーズ

 芳賀書店〈ハガSFシリーズ〉全10巻も私にとって思い出深いSF叢書のひとつです。福島正実編のテーマ別・海外短編SFアンソロジーで、1972年から1973年にかけて刊行。
 当時、私は中学3年から高校1年。SFを読み始めて間もなく、とにかくなんでも読みたい盛りでした。この叢書も買い揃えたかったのですが、とても無理。そのころ特に興味のあったテーマの巻を吟味して買いました。買えなかった巻はショートショートの資料を集めるために古本屋回りを再開したついでに買い集め、いまでは全巻が揃っています。
01千億の世界.jpg 02別世界ラプソデー.jpg 03宇宙のエロス.jpg
04おかしな世界.jpg 05ロボット文明.jpg 06破滅の日.jpg
07華麗なる幻想.jpg 08未来ショック.jpg 09ミュウタントの行進.jpg
10クレージー・ユーモア.jpg こわがり屋.jpg
 上の書影に1冊、ミョーな本(笑)が交じっていますが、深い意味はありません(←ウソ)。実際の大きさは全然違っていて、同じ縮小率にすると、こうなります。
比較.jpg
 さて。
09ファンタジーへの誘い.jpg〈ハガSFシリーズ〉はのちに再編集され、講談社文庫に収められました(1975~77年)。ハガ版再編集の8冊と講談社文庫オリジナルの伊藤典夫編アンソロジー1冊で、全9冊。
 こちらは発売当時、福島正実編『華麗なる幻想』と伊藤典夫編『ファンタジーへの誘い』しか買いませんでしたが、これまた古本屋回りを再開したついでに全巻を揃えました。
 傑作短編てんこ盛り。復刊する価値のある名アンソロジーと思うのですが、いかがでしょう。
01時と次元の彼方から.jpg 02破滅の日.jpg 03未来ショック.jpg 04千億の世界.jpg
05人間を超えるもの.jpg 06不思議な国のラプソディ.jpg 07クレージー・ユーモア.jpg 08華麗なる幻想.jpg
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