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『タニシのうたと話』

 宮崎惇さんの私家版を集成した本が企画されている(→この記事)ということで、あれこれ夢想しています。
 宮崎さんの本をネット検索していると、ちょくちょく目にするのが――
◎宮崎惇『たにしのうたと話』私家版(65)
◎宮崎惇『タニシのうたと話』採集と飼育の会・理科教養文庫(67)
 です。(下は再刊と思います)
 同姓同名の別人と思いこんでいました。ところが、ふと思いついて国会図書館で検索してみたら――
データ.jpg
 え? 「1933-1981」って、これ、私の好きな宮崎さんと同じではないですか。同姓同名で、生没年も同じ???????
 めちゃ気になってきて図書館の蔵書検索。幸い、名古屋の図書館に再刊版が所蔵されていましたので、借りてきました。
 理科教養文庫とはなっていますが文庫サイズではなく、四六ハードカバーです。
 奥付を見ますと、この本の著者は1927年生まれで、名前の読みは「みやざきじゅん」。顔写真も載っていますが、当然のことながら似ても似つかぬ別人。な~~んだ。ぜんぜん違うじゃん(苦笑)。国会図書館のデータも信用できないとは……。
 それはともかく、この本にはタニシの昔話や童話も収録されていて、けっこう面白そうです。どこかで見かけたら、買ってしまうかも。できれば私家版のほうがいいな(笑)。
 裸本ですので、扉の画像をアップします。
扉.jpg ひとみしり道.jpg
 帰りにはブックオフを覗き――
◎べつやくれい『ひとみしり道』メディアファクトリー(08)
 最近、私の周囲では局地的に「ひとみしり」がトレンドになっているのです。この本、一週間前に見たとしたら、目が完全にスルーしたと思います。
 なるほど~。「日本人の10人に9人はひとみしり」なのか~。

【追記】
 ふと思いつき、ウィキペディア「宮崎惇」の項を見ました。作品リストのなかに、しっかりと『たにしのうたと話』が(笑)。
コメント(3) 

コメント 3

日下三蔵

今回はご協力いただきましてありがとうございました。おかげさまで充実した内容になりそうです。タニシの本は私も昔買ってがっかりした覚えがあります。光瀬さんが「小鳥の飼い方」という本を出しているので、もしやと思ったのですがハズレでした。ウィキペディァにも誤情報が載っているので今回の解説で訂正しておきたいと思います。
by 日下三蔵 (2015-10-20 15:52) 

高井 信

 こちらこそ、宮崎さんの奇跡とも言える1冊に強力できて、とても嬉しいです。発行を楽しみにしています。
『たにしのうたと話』は紛らわしくて、困ったものです。今回の本で国会図書館やウィキペディアのデータが修正されるといいですね。
by 高井 信 (2015-10-20 18:17) 

高井 信

 誤変換に気づき、赤面しています。
 強力× 協力○
 少しくらいのミスは軽く流しますが、これはあまりにも恥ずかしい……。
by 高井 信 (2015-10-20 21:35) 

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