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『ユキの太陽』ほか

 今日からスタートの名古屋古書会館・即売会に行きました。朝一番で行きましたら、1階の100均スペースはすさまじい混雑! 人ごみが苦手な私の限界を超えていました。ざっと見える範囲だけを眺めただけで、もちろん1冊も手に取ることなく、本会場(2階)へ。
 残念ながら買いたい本はなく、ふたたび1階に戻りましたが、まだまだ混雑しています。近所の古書街へ向かいました。
◎ちばてつや『ユキの太陽(全4巻)』講談社・ちばてつや漫画文庫(78)
 最近、昔のちばてつや作品を無性に読み返したくなっています。『ユキの太陽』もめちゃ懐かしいです。
ユキの太陽.jpg
 古書街で買ったのはこれだけで、ふたたび古書会館へ。
◎「IN・POCKET」1994年7月号
 特集は「本邦初のミステリー企画 作者当て3人競作」。参加作家は井上夢人、逢坂剛、大沢在昌。
 こういう企画を見て思い出すのはアシモフ&ローレンス編『新・読者への挑戦 ―作者は誰だ?―』ハヤカワ・ミステリ文庫(83)です。こちらは17人が参加。
◎『死のさばくをゆく―タクラマカンさばく探検記―』中学生痛快文庫(中学一年コース2月号)
 私も中学生のころ、学習誌の付録文庫を楽しく読みました。カバーは付いていませんでしたが、表紙はカラー印刷でした。今日買った本はカバーなし、表紙モノクロ。発行年不明なれど、私の中学時代より古いことは確かです。古色蒼然たる雰囲気に惹かれ、買っちゃいました(笑)。
イン・ポケット.jpg 新・読者への挑戦.jpg 死のさばくをゆく.jpg
◎ヘレン・バナマン『ブラック・サンボくん』子ども文庫の会(89)
 有名な『ちびくろサンボ』です。ハードカバーの豆本(文庫より少し小さい)。作者のイラストをそのまま使った『ちびくろさんぼのおはなし』径書房(99/こちらもハードカバーの豆本)の隣に並べたくなって購入。
『ちびくろサンボ』は一時期、不条理な理由で絶版を余儀なくされていたんですよね。径書房編『『ちびくろサンボ』絶版を考える』径書房(90)の書影も並べておきます。
ブラック・サンボくん.jpg ちびくろさんぼのおはなし.jpg 『ちびくろサンボ』絶版を考える.jpg
 帰りには新刊書店に寄りました。
◎「ほんまに」vol.16(14)
 特集「続・神戸の古本力」として、座談会やらインタビューやらエッセイやら、いろいろ。なかには私がよく知っている店主のインタビューも。また、「兵庫県古書店MAP」も掲載されています。詳細は「ほんまに」サイトをご参照ください。
 隣の書影は『神戸の古本力』みずのわ出版(06)です。これを読んでから「ほんまに」を読むと、楽しさ倍増でしょう。
ほんまに.jpg 神戸の古本力.jpg
 以上、楽しかったです。
コメント(1) 

コメント 1

高井 信

『ユキの太陽』、読了。
 複雑な人間関係に、急転直下のストーリー展開。魅力あふれる登場人物たち。
 これも傑作ですね。(初期の)ちばてつや、もっと読みたくなりました。
by 高井 信 (2014-10-28 09:33) 

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