映画『伊賀の影丸』
映画 「伊賀の影丸」 OP 松方弘樹 投稿者 spyagent0011
映画『伊賀の影丸』を観ました。1963年の東映映画です。このブログでも何度か書いていますように、私は『伊賀の影丸』大好き! 存在を知って以来、観たくてたまらなかった映画です。
感想は……。う~~~~ん、私の好きな影丸とはまるっきり違っていますねえ。伊賀の影丸という名前の忍者が出てくる忍者映画、といったところでしょうか(苦笑)。正直、期待大外れでしたが、とにかく観ることができただけで満足です。観ないことには落ち着きませんから。
同じころ、同じく東映では、『くノ一忍法』や『くノ一化粧』といった、山田風太郎の忍法帖シリーズを原作とする映画も製作しています(この記事参照)。こっちは面白かったなあ。まあ、影丸は子ども向き、忍法帖は大人向きということなのかもしれませんが。
2014-10-08 16:31
コメント(2)
おお、映像があったのですね。
漫画は少年サンデーで読んでいて、映画化されたことは知ってましたが見る機会はありませんでした。
当時の少年サンデーに撮影エピソードが載っていて、阿魔野邪鬼(山城新伍)の動きが速すぎて写真に撮れないほどだとか、木の葉隠れの術をどう見せるか京大の先生方と研究中だというのを読みどんな映画になるのか期待していたのですが、50年たって初めて観たら、こんな映画だったのですね。
>伊賀の影丸という名前の忍者が出てくる忍者映画、
>といったところでしょうか
まったくその通りです。
映画では、影丸が百地三太夫の子だとなっていて、えっそんな設定だったのとちょっと驚きました。
つぎは東映の『くノ一忍法』が観たいものです。
by 山本孝一 (2014-10-09 08:41)
>当時の少年サンデーに撮影エピソードが載っていて、
あ、なるほど。言われてみれば、当然ですね。私は数年前までこの映画の存在を知りませんでした。
>阿魔野邪鬼(山城新伍)の動きが速すぎて写真に撮れないほどだとか、
そんなに速かったかなあ(笑)。
邪鬼といえば不死身が代名詞ですが、映画では一度も死にませんでした。死んだはずの邪鬼が再登場するのが見せ場のひとつと思うんですが。
>木の葉隠れの術をどう見せるか
使っていましたけれど、木の葉隠れというより木の葉暴風の術(笑)。それと、木の葉火輪の術も見たかったなあ。
>映画では、影丸が百地三太夫の子だとなっていて、えっそんな設定だったのとちょっと驚きました。
私も驚きました。
百地三太夫が伊賀の里の親方さまですから、服部半蔵は出てきません。これも違和感。
影丸役の松方弘樹は数年後、『怪竜大決戦』でも主役を務めるんですね。影丸から雷丸(自雷也)へ。忍者として、ずいぶん成長しています(笑)。
by 高井 信 (2014-10-09 10:42)