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国語世論調査

 記事の更新が停滞気味で、申しわけありません。本も読んでるし映画も観てるし、あれこれやっているんですが、記事に書きたい衝動が今ひとつ湧かないのです。

 さて。
 毎度、文化庁による国語世論調査の記事が朝刊に掲載されていました。
 今回のメインは――
新聞記事より.jpg
 なるほど。「チンする」や「事故る」は私も使うなあ。
「告る」は嫌な言葉だなあ。使わないし、使いたくない。聞きたくもない。勝手に意味を加えて使う人たちが多い現状から、そのうち「告発する」とか「告知する」の意味でも「告る」と言う人が出てきても不思議ではないな。というより、出てきてほしい(笑)。
「タクる」は知らなかった。耳で聞いたら「たぐる」と聞き違えそう。これも一生使うことはないだろうなあ。
 この表にはないけれど、記事には「パニクる」「愚痴る」も採り上げられています(半数が使い、90パーセント以上が聞いたことがある)。――「愚痴る」はたまに私も使うなあ。「パニクる」は使わないような気がする。「パニックする」なら若いころ、使ってたな。
「ディスる」にも触れられています。これも嫌な言葉だなあ。「インターネット上で広まっており、二十代以下で34%が使用」とのこと。え? たったそれだけ? な~~んだ、若者でも3分の1しか使ってないんだ。安心しました。そういうことから推測すると、20歳以上で「ディスる」なんて言葉を抵抗なく使う人は、相当ネットに毒されていると言えるかも。
 記事には採り上げられていないし、今回の調査では対象になっていないのかもしれませんが、私がもっと気になっているのは「拒否る」「拉致る」「風呂る」といった言葉です。「拒否された」と言えばいいのに「拒否られた」? 何か意味があるのかなあ? そんな言葉を使って、楽しいのかなあ? 私には理解不能です。
 こういう言葉って、仲間内で使う分にはいいと思いますが、公の場(インターネットも含め)で堂々と使われると、違和感を覚えます。テレビの出演者などは言わずもがな。少なくとも過半数が使っている言葉、ほとんどの日本人が理解できる言葉を使ってほしいものです。
 もうちょっと日本語を大切にしてほしいな。
 以上、年寄りの愚痴でした。少しでも耳を傾けてくれる若者がいれば、嬉しいです。
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