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『貝開珍図』ほか

 古本を買いました。
◎オザカ・シンヂロー作図『貝開珍図』パッケージング社(82)
 シモネタだらけのヒトコママンガ集。ちょっぴりブラックな味わいもあり、画のタッチはなんとなくローラン・トポールに似ているような……。書棚ではトポール『マゾヒストたち』薔薇十字社(72)の隣に並べます。
◎ペーター・ヘルトリング『家出する少年―ヘルトリング短編集―』さ・え・ら書房(88)
 知らない作家です。180ページほどの本に16編収録。巻末の「うちのこどもたちのおしゃべり」は40ページ以上あり、当然のことながらほかの15編はかなり短いです。「うちのこどもたち~」も実は11編の連作。
貝開珍図.jpg マゾヒストたち.jpg 家出する少年.jpg
◎「宝石」創刊号(1965年10月)
 光文社発行。ショートショートの資料として重要なのは、言うまでもなく岩谷書店発行――探偵小説専門誌の「宝石」(いわゆる旧「宝石」)ですが、いつか光文社の「宝石」の書影が必要になることがあるかもしれないなと思い、買っておくことにしました。旧「宝石」創刊号の書影もアップしておきます。
◎中野美代子『契丹伝奇集』河出文庫(95)
 知らない本ですが、帯に「奇想天外な物語 蜃気楼、砂漠、迷宮……。広大な中央アジアに繰りひろげられる、時空を超えた華麗な幻想世界」とあり、目次を見ると「掌篇四話」なんて見出しも……。迷わず購入です。
宝石.jpg 旧宝石.jpg 契丹伝奇集.jpg
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