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『妙なるテンポ』ほか

 行きつけの書店へ。
 まずは店長に第2回星新一賞のポスターを渡し、店内に貼ってもらいました。リーフレットも託しましたので、どこかに置いてくれると思います。
ポスター.jpg
 せっかく書店に来たのですから、本を買います。
◎ヴァレリー・アファナシエフ『妙なるテンポ』未知谷(14)
 120ページほどに21編収録。活字も大きく、各編は極めて短いです。作者は全く知りませんが、音楽家のようです。「訳者あとがき」に「これはショート・ショートと名付けたい大変短い作品である」と書かれており、迷わず購入。「ショート・ショート(ナカグロ付き)」を見るのは久しぶりだなあ(笑)。
◎大森望・日下三蔵編『さよならの儀式』創元SF文庫(14)
 式貴士「死人妻」も収録されています。
◎星新一『ノックの音が』新潮文庫(85/2014年6月10日30刷)
 この夏の限定カバー。帯の袖には、なんと! 現物をご覧ください。
妙なるテンポ.jpg さよならの儀式.jpg ノックの音が.jpg
 帰りにはブックオフ。
◎藤子・F・不二雄『ドラえもん[パニック編]』小学館(00)
 先日、廣嶋玲子『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』偕成社(13)を読みました。ブログには書きませんでしたが、収録作の1編「釣り鯛焼き」を読んだとき、ドラえもんのお座敷釣り堀に似ているなあ、読み返したいな、と思っていたのです。
 お座敷釣り堀が登場するのは「勉強べやの釣り堀」という作品で、この『ドラえもん[パニック編]』にも収録されているのです。帰宅して、さっそく読みました。けっこう鮮明に覚えている自分にびっくり。
◎小山勝清『彦一とんちばなし(上下)』偕成社文庫(77)
 彦一ばなしって、小学生のころに読んだきりです。ショートショートっぽい話もあるかも、と買ってみることにしました。2冊で計99編収録。
ドラえもん.jpg 彦一とんちばなし上.jpg 彦一とんちばなし下.jpg
ぬいぐるみ.jpg
【追記】7月1日
 ドラえもんといえば……。
 先日買った細野不二彦『GU-GUガンモ』小学館・少年サンデーコミックス スペシャル(08)を読んでいましたら、こんなのが。
 ペンギンのぬいぐるみだそうですけれど……。185ページです。
コメント(2) 

コメント 2

t-kita

アファナシエフは奇怪というかなんというか非常に個性の強い演奏をするピアニストです。
ピアニストとしては異端なのですが、マニアックなファンがついている人です。
きっと創作もあのけったいな演奏のような奇妙な感性で書かれているのでは、なんて思いました。
by t-kita (2014-07-01 00:06) 

高井 信

 ありがとうございます。よくご存じですねえ。感心します。
 まだぱらぱらと眺めただけですが、音や音楽に関するショートショートが多いようです。もしかしたら、全編がそうかも。
 読むのが楽しみです。その気になれば、1時間で読めてしまいそう。
by 高井 信 (2014-07-01 08:40) 

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