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ファンジンと背

 SFファンダムで遊び始めて40年あまりが経ちました。もっとも、積極的に会合やコンベンションに参加していたのは最初の10年ほどだけで、あとの30年はもっぱらファンジンを読んだり出したり……。
 ファンジンの多くはダンボール収納ですが、資料的な価値の高いもの、私が寄稿しているものは書棚に並べてあります。先月下旬の書棚整理の際、ファンジンの棚にも手をつけました。
 書棚の一部をご覧に入れましょう。
ファンジン.JPG
 棚を眺めて、背に誌名の書かれたファンジンのありがたさを感じました。背文字がないと、どれがどれやら、になってしまうんですよね。
 このあたりはまだ厚いものが多くて、背文字がなくても判別しやすいのですよ。薄っぺらなファンジン(もちろん背文字なし)がどちゃっと並んでいるあたりは、そこに並べた私ですら目的のファンジンを探すのに苦労します(笑)。ある程度の号数が出ていればともかく、1冊とか2冊だけだと、ほとんど「ウォーリーを探せ」です。会報類(ペラ1枚のもの多数)ともなると、『20億の針』――は大袈裟ですね(笑)。

 蛇足ながら――
 写真のファンジンでは、「SF倶楽部」は創刊号が欠、「未来趣味」は2号が欠、「東キャナル年鑑」は4号が欠、「イマジニア」は6号が欠(先日、レプリカを作りましたが)です。何冊も欠けているのでしたらともかく、1冊だけなら何とか……とは思うのですけれど、ファンジンは出たとき買っておかないと、あとで入手するのは至難の業なのであります。
コメント(3) 

コメント 3

斎藤肇

 わあ、「せる」がいっぱいある、と思った次の瞬間、背文字の配置がバラバラだあ、と思い知らされました。いい加減な仕事をしておくと、意外なところで恥ずかしい思いをします。
by 斎藤肇 (2014-06-15 22:33) 

高井 信

 これ、斎藤さんに全冊揃えていただいたのですよ。その節はありがとうございました。
 背文字に関しては確かに統一感に欠けますが、内容はびしっと筋が通っています。素晴らしいファンジンと思います。
http://short-short.blog.so-net.ne.jp/2009-06-11
by 高井 信 (2014-06-15 23:56) 

高井 信

>「SF倶楽部」は創刊号が欠、「未来趣味」は2号が欠、「東キャナル年鑑」は4号が欠、「イマジニア」は6号が欠
 と書きましたが、その後、「東キャナル年鑑」以外は欠号を入手しました。「東キャナル年鑑」第4号も、いずれはと思っています。
by 高井 信 (2021-10-25 15:31) 

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