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「でらこわ怪談」

 いやあ、いい天気でしたねえ。ここのところ家に閉じこもって、地道な作業。からだが腐りそうになってきたので(笑)、自転車で走り回ってきました。
 行きつけの書店に行きましたら、店長が「渡すものがある」と。
 何かなと思って待っていると、彼が持ってきたのは――
◎「でらこわ怪談~またいりゃぁせ~」ふるさと怪談トークライブ in 田原・名古屋 実行委員会(13)
 今月13日、みなとまちブックフェアに行ったことは記事に書きました(→ここ)。
「怖~い本の部屋―怪奇・妖怪・幽霊―」では暗闇のなかに数多くの怪談本が展示されていました。そのなかに「でらこわ怪談」3冊もあったのです。2冊は以前に購入しています(→ここ)が、3冊目が出ているとは知りませんでした。 
 受付の方に在庫の有無や入手方法を尋ね、会場をあとにしました。
 前の2冊は行きつけの書店で購入したものです。3冊目も取り寄せ可能ということでしたので、その日の帰りに書店に寄って取り寄せを依頼し、今日に至るわけです。
 取り寄せを頼んでおいたわけですから、店長にそれを渡されても不思議はないのですが、袋のなかには、なぜか2冊。
「1冊しか頼んでないんだけど」
「進呈してくれるそうだよ」
「え?」
 一筆箋が封入されていて、それを読むと……。
 ああ、そういうことですか。詳細は省きますが――ありがとうございます!
 私はこんな冊子が大好きです。何かありましたら、お手伝いしますよ。(1冊は、こんなの大好きな友人に進呈します)
 下の書影、右端が「でらこわ怪談~またいりゃぁせ~」です。
でらこわ怪談.jpg でらこわ怪談2.jpg でらこわ怪談3.jpg
 書店で購入したのは1冊のみ。
◎馬上駿兵『文豪たちの「?」な言葉』新典社新書(14)
 文豪たちの名作のなかから、現代日本語の基準で見れば「?」と思われる言葉を拾い上げ、考察した本。採り上げられているのは、(大見出しの語だけ挙げると)「全然」「役不足」「女に別れる」「しれい」「左近を打たせた」。特に「全然」は悩ましい。『ショートショートで日本語をあそぼう』ちくま文庫(03)を書いているときにも、どう扱うべきか悩みました(同書76ページ)。
 その後、ブックオフ1軒。
◎DVD『藪の中』
 1996年作品。もちろん原作は芥川龍之介です。へえ、こんな映画があるとは知りませんでした。原作は大好きですから観るのが楽しみですが、ジャケットには「芥川龍之介の原作を大胆にアレンジした意欲作」と書かれていて、不安が……。
 ブックオフで買ったのはこれだけ。最近、ブックオフで買うのは、ほとんどDVDとマンガだなあ(苦笑)。
文豪たちの「?」な言葉.jpg 藪の中.jpg
 それにしても暑かったです。今年も春の期間は短く、冬からいきなり初夏に、そして真夏になるのでしょうか。勘弁してください。
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