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シンドバッドあれこれ

シンドバッドの冒険.jpg 先日、カレル・ゼマンのアニメーション映画『シンドバッドの冒険』を観ました。ご存じない方も多いかもしれませんが、カレル・ゼマンはチェコのアニメ作家です。
 カレル・ゼマンの作品はだいぶ前に『悪魔の発明』と『ほら男爵の冒険』を観ました。けっこう面白かったんですが、ほかの作品には手を伸ばさず、それきりになっていました。
 独特の絵柄、そして(ブラックと言ってもいい)ユーモア感覚。――久しぶりのカレル・ゼマンを堪能し、ふと、子どものころに楽しく観ていたシンドバッド(アニメ)を思い出しました。
 YouTube検索してみましたら、おお、あるある(嬉)。

 いやあ、懐かしいですねえ。
 小説となりますと、私の記憶にある最も古いシンドバッドは岩波少年文庫の『アラビアン・ナイト』です。幸いなことに、この本は処分せずに残っていました。全2巻で、上巻は1962年発行の第3刷(1959年初版)、下巻は1965年発行の第2刷(初版は1961年)。シンドバッドの冒険が収録されているのは上巻です。おそらく上下巻を同時に買ってもらったでしょうから、私が読んだのは8歳か9歳であろうと思います。う~~~ん、これも懐かしい!
アラビアン・ナイト.jpg シンドバッド7回目の冒険.jpg
 映画となりますと、『シンドバッド虎の目大冒険』が深く印象に残っています。レイ・ハリーハウゼンが特撮を担当したシンドバッド3部作の最終作。
 第1作『シンドバッド7回目の冒険』1958年公開
 第2作『シンドバッド黄金の航海』1974年公開
 第3作『シンドバッド虎の目大冒険』1977年公開
 この映画は確か封切り時に劇場で観ました。1977年公開ということは、大学1年のときですね。
 これがメチャ面白くて! ストーリーはもちろん、特撮(コマ撮り)の楽しかったこと! ――それまでハリーハウゼンなんて意識していなかったのですが、この映画を観て、たちまち気になる存在になりました。
 その後、何年も経ってから第1作、第2作を観ました。とにかく『虎の目大冒険』は面白かったので、そんなに期待していなかったのですが、どちらも『虎の目~』より面白くて、びっくり仰天。特に第1作『7回目の冒険』には驚きましたねえ。1958年の映画なんですよ!
 そんなわけで、今夜は『シンドバッド7回目の冒険』を観ることにしました。う~、わくわく。

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