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映画『プロメテウス』

 映画『プロメテウス』を観ました。当初は『エイリアン』の前日譚として企画され、しかし結局は独立した物語になったらしい、よくわからない経緯の映画です。

 観終わって――
 ああ、なるほど。そういうことですか。『エイリアン』の前日譚として観たら「違うぞ」となってしまいますが、そうでないのでしたら充分に満足できます。
 冒頭は『エイリアン』を思い出させるようなシーンで始まり、期待させるものの、しばらくはいささか退屈な展開が続きます。しかし1時間を過ぎるあたりから、いきなりヒートアップ。体内に侵入するコブラもどき、そして開腹手術シーンで腹から出てくるタコもどき。んでもって、このタコもどきは成長し、終盤にタコとヒトデの合体したような姿になって再登場。こんなの、好きですねえ。とどめはエンドロール前です。あのエイリアン(映画『エイリアン』のエイリアン)が生まれるのですよ! うっほほーい。――このシーンを見られただけでも大満足しちゃいます。
 私が観たリドリー・スコット監督の映画では、1位はぶっちぎりで『エイリアン』、少し離れて2位は『ブレードランナー』、もう少し離れて3位は『プロメテウス』でしょうか。かなりの高評価です。
 ただ1点。吹替で観たのですが、エリザベス・ショウ(主人公の女性考古学者)の口調が幼く、小学生が話しているようにしか思えなくて……。ちょくちょく興ざめしちゃったことが残念です。
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