「愛知が生んだ3人の奇才!」展

愛知が生んだ3人の奇才!
―ユーモアへの招待―
日本漫画家協会賞漫画展
開催期間:2012年1月16日(月)~2月17日(金)
場所:あいち造形デザイン専門学校
ウノ・カマキリ、クミタ・リュウ、所ゆきよしの3人(+八幡太郎)によるヒトコママンガ展です。行こう行こうと思いつつ、寒い寒いと先延ばしにしているうちに、会期末が迫ってきて……。
本日、意を決して会場に足を運びました。
世相を風刺するタイプのヒトコママンガです。マンガでも小説でも、時事風俗を描いたものはそんなに好きではないのですが、手練れの作品はやはり魅せますね。
充分に楽しんで、会場をあとにしました。
せっかく街なかに出たのだからと、新刊書店へ。
◎『このミステリーがすごい!』大賞編集部編『10分間ミステリー』宝島社文庫(12)
『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念、だそうです。全29編収録のショートショート・アンソロジー。
◎初見健一『昭和ちびっこ 未来画報 ぼくらの21世紀』青幻舎(12)
巻頭に「これからご覧いただくのは、主に1950~70年代の間に、さまざまな子ども向けメディアに掲載された「未来予想図」の数々です。」とあります。もろに私の子ども時代ですね。書店で手にした瞬間、懐かしさに身悶えしました。
◎DVD『世にも不思議な物語 20話収録』コスミック出版(11)
このときに最初の4話だけ観て、あとはどうしようかな~と思って放置していたら、DVD10枚BOXの超廉価版が発売されたのです。



続いて古本屋へ。
名古屋の古本屋を回るのって、実は久しぶりです。けっこう嬉しい収穫がありましたねえ。たとえば――
◎南条範夫監修『歴史ミステリィ 傑作6篇』新風出版社(70)
これは嬉しかったですねえ(→この記事参照)。こんなのが店頭均一コーナーに並んでいるなんて……(感涙)。カバーには「傑作6篇」、しかし扉には「珠玉7篇」(笑)。実際には7編収録です。
◎R・L・スティーヴンソン『自殺倶楽部』日本出版協同・サスペンス・ノベル選集(53)
◎「文藝春秋デラックス ユーモアの研究 世界のマンガ」1976年10月号
マンガ以外にも、ショートショート(遠藤周作、野坂昭如)、筒井康隆「星新一語録」、植草甚一・星新一の対談「外国漫画とのおつきあい」も掲載されています。



疲れましたが、非常に有意義な1日でした。
2012-02-08 21:18
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