映画『殺人鼠』ほか
ネズミが人を襲うパニック映画を2本、続けて観ました。
最初は『殺人鼠』です。なんてストレートなタイトル(笑)。
患者を装い、精神病院に潜入取材を試みた女性記者。院内の異変(ネズミの仕業)に気がついて、スタッフに訴えかけるのですが、病人の幻覚として相手にされず……。その間に、事態はどんどん深刻になっていきます。――特に期待していたわけではありませんけれど、なかなか面白かったです。
残念なのはCGネズミの処理と、呆気ないラストですね。それに、「全滅させたと思わせて、実は……」的なエンディングはもう飽きました。こんなの、蛇足以外の何物でもないと思います。
もう1本は『ネクロポリス』です。『殺人鼠』とは対照的に、タイトルを見ただけでは映画の内容を推測することは困難。それがプラスに作用するとは思えず、どうしてこんな邦題にしたのか謎です。
『ファングス』という映画の続編とのこと。こちらはだいぶ前に観て、内容はすっかり忘れていますが、まあまあ面白かった印象は残っています。前作を再鑑賞してから『ネクロポリス』を観るほうが楽しめるのでしょうけれど、DVDのジャケットを見る限り、特に続編という謳い文句はありません。実際、単独作品として楽しめました。
そもそもの発端は、ネズミを駆除するための実験です。以下、ジャケットのストーリー紹介から引用します。
>ネズミのDNAを操作し、寒さに弱い変異体を作り出す。その新種は
>気温が零度以下になると死ぬが、その前に極度に凶暴化するのだ。
>実験の失敗が、黒い悪魔の群れを産み落としてしまった。
この設定が面白いですね。ネズミの群れが、なんともキュート(笑)。
というわけで、2本合わせて3時間あまり、ネズミ三昧の時間を過ごしたのでした。
2011-09-19 09:10
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