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岸本佐知子のエッセイ集

なぜ怪談は百年ごとに流行るのか.jpg 東雅夫『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』学研新書(11)を読んでいます。
 短い怪談とショートショートの線引きには悩ましいものがあり、そういう意味でも興味深い内容ですが、それはさておき――
 以前から、「実話怪談」という存在が気になっていました。(「創作怪談」に対する「実話怪談」。「怪談実話」との使い分けについては、同書168ページに)
 今回、この本を読んでいて、ふと思ったんです。――「実話怪談」があるのなら、「実話ショートショート」があってもいいのでは?
 で、つらつら考えていて、気がつきました。――あは。それって、エッセイではないですか。
 福地泡介のダジャレ・エッセイ(リストはここ)なんて、まさに実話ショートショートの傑作と言えると思います。
 最近では、岸本佐知子のエッセイ集も要チェックです。以下、リストアップしておきます。

『気になる部分』白水社(00)/白水uブックス(06)
『ねにもつタイプ』筑摩書房(07)/ちくま文庫(10)
気になる部分.jpg 気になる部分(uブックス).jpg ねにもつタイプ.jpg ねにもつタイプ(ちくま文庫).jpg
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