空想科学小説コンテスト
神戸文学館「小松左京展」では、知っていること知らなかったこと、すべてを楽しめました。
知っていながら完全に失念。「あ、そうだった」と改めて思ったこともあります。その最たるものが「SFマガジン」の「空想科学小説コンテスト」です。
第1回の入選発表は「SFマガジン」1961年8月号(19号)で、その結果は以下の通り。
眉村卓や豊田有恒が佳作で小松左京が努力賞というのもすごいですが、もっとすごいのはその前号(1961年7月号)に発表された「詮衡経過報告」です。
どうです、この顔ぶれ!
「小松左京展」には「詮衡経過報告」の掲載された「SFマガジン」も展示されていて、思わず「うほっ」と声を上げてしまったのでした。
小松左京の「SFマガジン」デビューは、1962年10月号(35号)の「易仙逃里記」です。コンテスト努力賞の「地には平和」は「SFマガジン」には掲載されず、改稿の上、SF同人誌「宇宙塵」1963年1月号(63号)に掲載されたのでした(「地には平和を」と改題)。
ついでに書いておくと、小松左京の「宇宙塵」初登場は1962年7月号(57号)の「さんぷる1号」です。第1回日本SF大会「MEG・CON」のレポートが掲載された号! う~~~む、まさに古(いにしえ)ですねえ。
「宇宙塵」は「小松左京展」に展示されていなかったと思います。ちょっぴり残念。
知っていながら完全に失念。「あ、そうだった」と改めて思ったこともあります。その最たるものが「SFマガジン」の「空想科学小説コンテスト」です。
第1回の入選発表は「SFマガジン」1961年8月号(19号)で、その結果は以下の通り。
眉村卓や豊田有恒が佳作で小松左京が努力賞というのもすごいですが、もっとすごいのはその前号(1961年7月号)に発表された「詮衡経過報告」です。
どうです、この顔ぶれ!
「小松左京展」には「詮衡経過報告」の掲載された「SFマガジン」も展示されていて、思わず「うほっ」と声を上げてしまったのでした。
小松左京の「SFマガジン」デビューは、1962年10月号(35号)の「易仙逃里記」です。コンテスト努力賞の「地には平和」は「SFマガジン」には掲載されず、改稿の上、SF同人誌「宇宙塵」1963年1月号(63号)に掲載されたのでした(「地には平和を」と改題)。
ついでに書いておくと、小松左京の「宇宙塵」初登場は1962年7月号(57号)の「さんぷる1号」です。第1回日本SF大会「MEG・CON」のレポートが掲載された号! う~~~む、まさに古(いにしえ)ですねえ。
「宇宙塵」は「小松左京展」に展示されていなかったと思います。ちょっぴり残念。
2011-08-04 09:48
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