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映画『ブラジルから来た少年』

 今日は年賀状を作りました。手間は大してかからないのですが、時間がかかるのが難点。印刷に何時間も要しますから。
 この時期、いつも思うのは――どうしてこう「田中さん」が多いんだろう(笑)。年賀状の遣り取りをしている「田中さん」だけでも6人。これ、多くないですか。
 それはともかく、印刷している間はパソコンが使えない(わけではないけど、なんとなく気忙しい)ので、本を読んだり映画を観たり……。
 そんなわけで、プリンタに給紙しつつ、映画『ブラジルから来た少年』を観ました。1984年に放送された「ゴールデン洋画劇場」バージョン。かなりカットされていますが、そういうことはあまり気にしません。
 原作はアイラ・レヴィンの同題作です。もちろん小説は読んでいますし、映画も観たことがあります。どちらも面白かった印象は残っていますが、大昔のことゆえ記憶はおぼろげ。――とはいえ、「ヒトラーのクローンを作る」話だったことくらいは覚えています。
 クローン技術が現実のものとなった現在、どう感じるのか。いささか不安はありましたけれど、それは杞憂に終わりました。ほんと、よくできたSFサスペンス映画と思います。傑作!
 おっと。
 なぜ急に映画を観ようと思い立ったかというと、ちょっと前に喜多哲士さんが日記で、この作品(映画ではなく小説ですが)に触れていて――
 おお、懐かしい! 映画、観てみようかな。――というわけです。
 しかし……。読んでない本、観てない映画が山ほどあるのに、こういう寄り道をしているから、なかなか消化できないんですよね。
 アイラ・レヴィン原作の傑作映画『ローズマリーの赤ちゃん』も再鑑賞したくなったりして、困ったものです。ふう……。
コメント(2) 

コメント 2

t-kita

なんだかお仕事の邪魔をしてしまったようですみません。
映画「ブラジルから来た少年」は劇場未公開だそうですが、テレビでは放送していたのですね。私も見たくなってきました。
アマゾンで検索したらDVDは発売されているようですが。今度レンタルショップで探してみることにします。
by t-kita (2010-12-22 22:36) 

高井 信

 喜多さん。
 懐かしい作品を思い出させてくれて、ありがとうございます。こういう「寄り道」は楽しいです。
 ほんと、面白い映画でしたよ。機会があれば、ぜひ。

 ふと思い返せば……。
 私も昔、クローンを扱った小説をいくつか書いたことがあります。うち1編は「クローン判官義経」とか「ダ~ルマさんがクローンだ♪」とか、そんな小説でした。
by 高井 信 (2010-12-23 07:49) 

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