『ビミョ~な日本語』
私は日本語が大好きです。日本語フェチと言ってもいいかもしれませんね。
もちろん、いわゆる日本語本も大好き。面白そうな日本語本が目につくと、うほほ~いと買います。誤用や語源を扱ったものが多く、同じような内容と言えばその通りなんですが、それでも読んでいて楽しいです。それがフェチたる所以ですね(笑)。
今日は、文章を書くのを仕事や趣味にしている方々に超お勧めの日本語本を紹介します。
和田みちこ『漢字で意味が変わる ビミョ~な日本語』スリーエーネットワーク(05)――同音異義語や同訓異字の違いを解説した本です。類似本はほかにもありますが、この本はひと味違います。マンガや実例を多用することにより、実にわかりやすく親切に書かれているのです。
たとえば――
温かい・暖かい
下りる・降りる
変える・換える・替える・代える
掛ける・架ける・懸ける
固い・堅い・硬い
越える・超える
探す・捜す
作成・作製
勧める・薦める
制作・製作
耐える・堪える
戦う・闘う
溶ける・融ける
上る・昇る・登る
一人・独り
交じる・混じる
野生・野性
柔らかい・軟らかい
こういった漢字の使い分け、迷ってしまうことはありませんか? 恥ずかしながら、私はしょっちゅう迷います。そういうとき、だいたいは自分の感覚を信じて、適切と思う漢字を使うんですが、この本にはきっちりとした意味と使い分けが示されていて――
おお~~、なるほど! そうだったのか!
ほとんどは正しく使い分けていましたが、間違っていたものもないわけではなく、冷や汗が出ました。
上の例を見て、即座に違いのわかる方には必要ないでしょう。そうでない方、ぜひとも座右に。――「一読を」ではなく「座右に」です。
もちろん、いわゆる日本語本も大好き。面白そうな日本語本が目につくと、うほほ~いと買います。誤用や語源を扱ったものが多く、同じような内容と言えばその通りなんですが、それでも読んでいて楽しいです。それがフェチたる所以ですね(笑)。
今日は、文章を書くのを仕事や趣味にしている方々に超お勧めの日本語本を紹介します。
和田みちこ『漢字で意味が変わる ビミョ~な日本語』スリーエーネットワーク(05)――同音異義語や同訓異字の違いを解説した本です。類似本はほかにもありますが、この本はひと味違います。マンガや実例を多用することにより、実にわかりやすく親切に書かれているのです。
たとえば――
温かい・暖かい
下りる・降りる
変える・換える・替える・代える
掛ける・架ける・懸ける
固い・堅い・硬い
越える・超える
探す・捜す
作成・作製
勧める・薦める
制作・製作
耐える・堪える
戦う・闘う
溶ける・融ける
上る・昇る・登る
一人・独り
交じる・混じる
野生・野性
柔らかい・軟らかい
こういった漢字の使い分け、迷ってしまうことはありませんか? 恥ずかしながら、私はしょっちゅう迷います。そういうとき、だいたいは自分の感覚を信じて、適切と思う漢字を使うんですが、この本にはきっちりとした意味と使い分けが示されていて――
おお~~、なるほど! そうだったのか!
ほとんどは正しく使い分けていましたが、間違っていたものもないわけではなく、冷や汗が出ました。
上の例を見て、即座に違いのわかる方には必要ないでしょう。そうでない方、ぜひとも座右に。――「一読を」ではなく「座右に」です。
2010-09-17 18:00
コメント(3)
これは楽しそうな本ですね。
ぜひとも欲しいかも。
そういえば、この前、テレビのテロップで
「早起きは三文の徳」
と表示されていました。
いかにもありそうな”徳”なので、いままで自分が間違っていたのかと焦り、電子辞書で調べてしまいました。
とりあえず、ほっとしました(汗)
by サイトー (2010-09-19 06:48)
ええ、ほんとにお勧めです。覚え方のコツまで書かれています。
>「早起きは三文の徳」
これ、本来は「徳」が正しいんですが、いまは「得」が幅をきかせているようですね。私は「徳」と書きます。
by 高井 信 (2010-09-19 08:10)
>本来は「徳」が正しいんですが、いまは「得」が幅をきかせているようですね。私は「徳」と書きます。
ますます驚きました。
辞書も選ばないとダメなんですね。
by サイトー (2010-09-20 20:42)