『女はなぜ突然怒り出すのか?』
姫野友美『女はなぜ突然怒り出すのか?』角川oneテーマ21(06)を読みました。先日読んだ筒井康隆『アホの壁』で紹介されていた本です(114ページ)。
これまた、面白かったですね。
要するに――
男と女は別の生き物であり、互いを理解することはできない。
とまあ、そういうことです。私も常日頃から思っていることですが、こうして事細かに事例を挙げられ、医学的な見地からも説明されると、さらに深く納得できます。
いやしかし、それにしても、女というのは、心もからだも複雑にできているんですねえ。男なんて、ほんと、単純そのものです(笑)。
思い返してみると、特に若いころ、筒井康隆の紹介している本は片端から読んでいました。ちょうど筒井康隆がSF専門誌「奇想天外」でブックレビューを連載しているころで、それを読んでは、「おっ」と書店に走るわけです。
そのあとだったか、重なっている時期があったか、記憶は定かではありませんが、「奇想天外」では星新一のブックレビューの連載もありました。これまた、「おっ」と書店へ。
お蔭で、通常なら手に取らなかった――いや、存在すら知らずに過ごしてしまったかもしれない本を読むことができました。このふたつのブックレビューが私の読書人生に大きな影響を与えたことは間違いありません。おふたりは作家としてだけではなく、レビュアーとしても私にとって大きな存在だったんですね。
◎筒井康隆『みだれ撃ち涜書ノート』集英社(79)/集英社文庫(82)
◎星新一『きまぐれ読書メモ』実業之日本社(81)
久しぶりに『みだれ撃ち涜書ノート』を手にしたら、筒井康隆サイン会のチラシが挟まっていました。スペースが余っているので、アップしておきます。こんなのを見て喜ぶのは尾川健くんくらいでしょうが(笑)。
これまた、面白かったですね。
要するに――
男と女は別の生き物であり、互いを理解することはできない。
とまあ、そういうことです。私も常日頃から思っていることですが、こうして事細かに事例を挙げられ、医学的な見地からも説明されると、さらに深く納得できます。
いやしかし、それにしても、女というのは、心もからだも複雑にできているんですねえ。男なんて、ほんと、単純そのものです(笑)。
思い返してみると、特に若いころ、筒井康隆の紹介している本は片端から読んでいました。ちょうど筒井康隆がSF専門誌「奇想天外」でブックレビューを連載しているころで、それを読んでは、「おっ」と書店に走るわけです。
そのあとだったか、重なっている時期があったか、記憶は定かではありませんが、「奇想天外」では星新一のブックレビューの連載もありました。これまた、「おっ」と書店へ。
お蔭で、通常なら手に取らなかった――いや、存在すら知らずに過ごしてしまったかもしれない本を読むことができました。このふたつのブックレビューが私の読書人生に大きな影響を与えたことは間違いありません。おふたりは作家としてだけではなく、レビュアーとしても私にとって大きな存在だったんですね。
◎筒井康隆『みだれ撃ち涜書ノート』集英社(79)/集英社文庫(82)
◎星新一『きまぐれ読書メモ』実業之日本社(81)
久しぶりに『みだれ撃ち涜書ノート』を手にしたら、筒井康隆サイン会のチラシが挟まっていました。スペースが余っているので、アップしておきます。こんなのを見て喜ぶのは尾川健くんくらいでしょうが(笑)。
2010-02-28 18:06
コメント(3)
喜びます喜びます。
筒井さんのサイン会告知のチラシはいくつか
持っています。名古屋はちくさ正文館のもの
があった筈ですが、すぐ出て来ないのが歯が
ゆいです。
『気まぐれ読書メモ』、文庫化してほしいで
すね。
by 尾川健 (2010-02-28 23:45)
あ、これ、ちくさ正文館のチラシですよ。すっかり忘れていますが、支店(ターミナル店)のオープンを記念して開催されたサイン会のようです。
本店でもサイン会が行なわれたことがあったような気がします。尾川くんがお持ちなのは、そのチラシでしょうか。
アップしたチラシ、もしお持ちでなければ、差し上げますね。
>『気まぐれ読書メモ』、文庫化してほしいで
>すね。
同感! というより、なぜ文庫化されないのか不思議です。
by 高井 信 (2010-03-01 06:33)
高井さん、ありがとうございます。
ちくさ正文館のものであれば、多分持っている
ものと同じです。この紺の書き文字にも憶えが
あるような気がしてきました。
一度、筒井さんのチラシ類も整理しなければと
思うのですが。
by 尾川健 (2010-03-04 23:27)