SSブログ

『軍靴の響き』

 ショートショートの資料を求めて古本屋を回っていると、たまに嬉しい副産物に出会うことがあります。ショートショートとは全く関係なく、本ブログの趣旨からは外れてしまいますが、今日はそんな1冊を――
軍靴の響き.JPG
 半村良『軍靴の響き』実業之日本社(72)。
 この本を購入したのは昨日です。
 本自体はありふれていて、もちろん私も所有していますが、昨日購入したのは帯付です。この帯が実にレアなんですね。
 半村良のファン・サイト〈続 半村良のお客になる会〉には「黒紅会」というコーナーがあり、ここには半村良に関するレア情報が書かれています。『軍靴の響き』の帯に関しては――
          *               *               *
「軍靴の響き」(出版物№4、実業之日本社、1972.11初版、新書判)の帯(腰巻)について、諸説がありました。書店では、帯なしが多かったようで、確かに帯付きを見たとか、愛知県で帯付きが何冊でただけとか。以前、いまをときめく日下三蔵氏も、問い合わせてこられましたが、実在します。
 最近、古本屋さんでも見かけるようになりましたが、値段は少し高いようです。(魔翔麗)
          *               *               *
 これを読むだけでも、レア度がおわかりになると思います。
 帯の存在は何十年も前から知っていましたが、熱心な半村良コレクターですら持っていない人が多いようなものを私などがゲットできるわけもないと思い、入手は完全に諦めていました。
 それが昨日、ひょいっと目に飛び込んできたんですねえ。しかも、2冊105円のコーナーで!
 大袈裟な表現ではなく、心臓が高鳴りました。
 そんなわけで――
 たまらずブログに書いてしまった次第です。失礼しました。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。